初めてのキャンプを計画している方も多いと思いますが、実際にキャンプ場に行ってみると、当初予想していなかったことが起きることがあります。

今回は私が初めてキャンプに行ったときに、『事前に知っておけばよかった』と思ったことを紹介したいと思います。

焚火のニオイが洋服やバッグにつく

キャンプに焚火はつきものです。キャンプ場に行ってもほとんどのサイトで焚火を楽しんでいます。

しかし、想定していなかったのが洋服などにつく焚火のニオイでした。

焚火は早いひとは日中の明るいうちから始めますし、大体の方は夕方から夜にかけて焚火を楽しみます。

その間ずっと自分やほかのサイトからの、焚火の煙やにおいを浴び続けるわけなので、

着ている洋服や近くにおいてあるバッグ、テントにもにおいがつきます。

またにおいのついた洋服で寝袋に寝ると、当然寝袋にもにおいはつきます。

ノースフェイスやパタゴニアなどの高めのアウトドアブランドのものを着ていくと、

普段使いするときにも焚火のにおいがすることになり、

人によってはキャンプに着ていったことを後悔する人もいると思います。

洗濯しても完全ににおいが取れなかったりしますし、

キャンプに行くたびにアウターをクリーニングに出すのもお金がかかりますしね。

私も普段着から焚火のニオイがするのはイヤなので、

それ以来キャンプに行くときは、ワークマンなどの安い洋服を着ていくようにしています。

ちなみに焚火のニオイ自体は『キャンプに来たなー』という感じがして、

一気にキャンプモードに気持ちが切り替わるので大好きです。

お湯が出ないので、洗い物が大変

キャンプの醍醐味といえば『キャンプ飯』ですが、

バーベキューやダッチオーブンを使った料理など、

基本的に肉や油が中心となったメニューになります。

うちも初めてのキャンプではバーベキューをやりましたが、

大変だったのが『洗いもの』でした。

洗いものはもちろん炊事場でするわけですが、

キャンプ場の炊事場って、当たり前ですが普通の水道の蛇口から水が出るだけなんですよね。

蛇口に水がシャワー状に出る器具とかついてないですし、お湯も出ません。

肌寒い季節になってくると、洗い物についた油汚れなども洗剤とスポンジだけでは落としにくくなります。

結局うちは初キャンプでは洗いものはあきらめて、

全部大きめのビニール袋に入れて持って帰って、自宅で洗いました。

それからネットでいいものがないか探したところ、

『ユニフレーム』というアウトドアグッズメーカーから、

直火にかけることができる洗い桶が出ていたのでポチリました。

次のキャンプで使ってみましたが、コレ、妻がメチャクチャ絶賛していました。

食べ終わった食器類をポンポン入れて、

水を入れて残り火にかけるだけで油汚れが水洗いと比べて数段ラクになります。

特に寒い時期にもキャンプに行かれるかたは、重宝すると思います。

スピーカーで音楽をかける人がいる

私にとって『キャンプ』というのは『自然を楽しむもの』だと思っているのですが、

人それぞれで『キャンプとは何か』が違います。

他人に迷惑が掛からないマナーの範囲内で楽しんでいただければいいのですが、

スピーカーで一定の音量以上で音楽をかける人は許せませんね。

音楽を聴きたいのならイヤホンで楽しんでいただきたいです。

人それぞれの『キャンプ』があって、

自然を楽しみたい人、会話を楽しみたい人、焚火を楽しみたい人

などなどいろんな形があっていいと思います。

ただ音楽をほかのサイトに聞こえるレベルでかけられると、

聞きたくない音楽を強制的に聞かされるハメになってしまいます。

私は

(カントリーミュージックとかなら雰囲気が出ていいかなあ)、

と思ったりしますが、

なかにはカントリーミュージックが嫌いな人もいると思いますので、

やはりキャンプ場で音楽をかけるのはマナー違反だと思っています。

ソロキャンプに行ったときは、

イヤホンをしてこちらも音楽を聴けば気になることはありませんが、

2人以上で行ったときは

『もうちょっと音量小さくしてくれないかなあ』

と思いながらガマンしています。

テントは音が筒抜け

これも『音』に関することなのですが、

テントははっきり言ってただの一枚の布にすぎません。

防水性や遮熱性・断熱性はあるでしょうが、防音性はほとんどありません。

そのため、夜寝るときは外の音がダイレクトに聞こえます。

実際、向かいのテントからものすごい大きなイビキが聞こえたり、

隣のテントの中の話し声が聞こえてきたりしたことがあります。

以前、向かいのサイトに小学生たちが泊まっていたことがありましたが、

その保護者たちが深夜までテントの中で騒いでいてすごく迷惑な時がありました。

それ以来、私たちは必ず耳栓かイヤホンをもっていくようにしています。

朝はテントやタープの結露がすごい

これはキャンプあるあるだと思いますが、

朝はテントやタープの表面に結構な量の結露が付きます。

濡れずにテントから出るのが難しいくらいです。

そのまま収納袋に入れるとカビの原因などになりますので、

うちはある程度日が昇って、表面が乾きかけてからぞうきんなどで拭くようにしています。

100均なんかにあるスクレーパー(水かき)なんか持って行ってもよさそうですね。

テントやタープを干すスペースがいる

初キャンプでは想定していなかったのですが、朝はテントやタープの表面に結構な量の結露が付きます。

そのため撤収時は軽く拭いて収納袋に入れますが、きちんと天日干ししないとカビの原因になります。

私たちもいつもキャンプから帰ってくると、まず庭にテントを干すところから始めます。

マンションなどで干すスペースがない人は車の上に干したりする人もいるようです。

大きいテントの購入を検討している人は、

撤収後の天日干しをするスペースなども考慮して検討されたほうがいいと思います。

以上が、私たちが初めてのキャンプで想定外だったことです。

初めてキャンプに行かれる方はこういったこともあるということを念頭に置いて楽しいキャンプをしてほしいと思います。

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