今回、コロナが落ち着いてきたこともあり、このゴールデンウイーク中に私たち夫婦は初めて県外のキャンプ場を利用しました。そこで初めて遠方のキャンプ場を利用したことで、当初想定していなかった苦い経験をしました。

結果として、今後は「『遠方のキャンプ場』と『近場のキャンプ場』とではキャンプの楽しみ方を変えたほうがいい」という結論に至りました。

今回は私たちの経験を通して、これから「コロナも落ち着いたから遠方のキャンプ場も利用したい」と思っている方の参考にしていただきたいと思います。

キャンプ場までの移動に時間がかかる

私たちは今回、自宅のある長崎市から大分の「くじゅう」にある『ボイボイキャンプ場』に行きました。

事前にグーグルマップで確認すると、高速道路を使って約3時間半ほどとなっていましたので、7時に自宅を出て、遅くとも11時前にキャンプ場につく計算をしていました。

『ボイボイキャンプ場』は通常13時からのチェックインですが、料金を払えば「アーリーチェックイン」ができるとのことだったので、11時前に着いてテントとタープを設営して、午後はくじゅう周辺をドライブする予定にしていました。

しかし、毎回のことですが必ずキャンプに行くときは1つ、2つ忘れ物するもので、今回はビリー(ビーグル犬・オス・4才)のうんち袋の入ったバッグでした。

インターを降りたところでホームセンターを探し、無事にうんち袋は買うことができたのですが、これでも時間のロスとなりました。

またコロナが落ち着いてきたゴールデンウイーク中ということもあり、想像以上に阿蘇・くじゅう方面に向かう車で混雑し、結局自宅を出てからキャンプ場に着くまでに5時間もかかってしまいました。

結局私たちがタープやテントを設営しだしたのは正午を過ぎており、その後のプランが大きくくるう形となりました。

初めてのキャンプ場では勝手がわからない

たいてい遠方のキャンプ場を利用するときは、初めてそこを利用するというパターンが多いと思います。

私たちも今回初めて利用したキャンプ場だったのですが、まず驚いたのがサイトの傾斜が急すぎたことでした。

インスタなどで事前に予備知識としてはあったのですが、そこで傾斜20°くらいとか書かれていてもいまいちピンときていませんでした。

しかし実際に行ってみると、テーブルの上にはモノが置けないほどの傾斜でした( ;∀;)

夜、テントに寝るときは私はコットを使い、妻はマットに寝るのですが、コットの下に寝ている妻が傾斜で転がって私のコットの脚に体をぶつけていました(+_+)

またこのキャンプ場は高地にあるせいか風が強く、タープやテントの設営にもいつも以上に時間がかかりました。

昼と夜の寒暖差も大きく、昼は直射日光が暑く、Tシャツ1枚でも十分だったのですが、日が暮れるにつれ10度を下回る気温となりました(*_*)

もちろん防寒の準備もそれほどしておらず、焚火もそこそこに、早々にテントに入って寝袋で防寒することになりました。

さらに事前にチェックしていた天気予報では、雨が降る気配など一切なかったのですが、深夜になると突然雨が降り出しました(T_T)

翌朝テントから出てみると、タープやテントの外に置いていたものは雨で濡れてしまい、かたづけも非常に手間取りました。

普段、勝手のわかっている県内のキャンプ場しか利用していない私たちにとって、初めての土地でのキャンプは初めて事だらけの経験になりました。

まとめ

遠方のキャンプ地に行くと、『せっかく遠方まで来たんだから』というバイアスがかかり、普段のキャンプとは違う特別なことをしたくなります。

そうなると道の駅で地元のものを買ったり、観光をしたりする時間が必要になる上に、そもそもの移動時間もかかるので、そこに普段のキャンプをやろうとするとどうしても時間が足りなくなります。

そこで私たちは今回の経験を通して、今後遠方でキャンプをするときは無理をせずに観光などを優先して、自炊をあきらめ、設営・撤収に時間がかからないキャンプを目指そうということになりました。

「場合によってはキャンプ場で車中泊でもいいね」、とすらお互いに言い合っています。

私たちの経験を踏まえて、今後遠方にキャンプに行かれる方のご参考になれば幸いです。

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